研究開発 - カネコ種苗株式会社

くにさだ育種農場・宮崎育種農場

くにさだ育種農場・宮崎育種農場 – 品種改良の実績で世界の農業に貢献する

食料としてばかりでなく、燃料など多くの分野で利用の期待が掛かる農業生産物。近い将来、ますますその重要度がクローズアップされることを念頭に、くにさだ育種農場・宮崎育種農場では多くのスタッフがそれぞれの専門分野の最前線で活躍しています。両農場では、合わせて7つのグループ編成で密接な協力態勢のもと、およそ30品目の野菜・飼料作物などの品種改良を、日本国内はもちろんのこと世界を見据えて行っています。
現場主義に徹した各スタッフは、社内外の品種検討会などを通し情報収集に当たるとともに、最新鋭の各種設備を備えた14ha・120棟を超える試験圃場施設で、病害接種検定や成分分析また遺伝子情報利用などの選抜手法を駆使し、最先端の品種育成を目指し、多くの成果をあげています。
これからも、永続的・安定的な農業の発展のため、時代の要請に応える品種開発に尽力していきます。


波志江研究所

波志江研究所 – バイオテクノロジーで21世紀にチャレンジ

農業の技術革新は、バイオテクノロジーによってもたらされた、といっても過言ではありません。野菜や花のウイルスフリー化、大量増殖、胚培養など、農業や花卉園芸の可能性が未知の分野にまで広がっています。
波志江研究所は、こういった時代の流れの一翼を担う、先端のバイテク研究所として研究活動を進めています。
高収量と品質向上をめざすフリー苗の作出と大量増殖、新品種や育種素材の作出をはかる組織培養技術など、育種農場との連係のもと、実用化・商品化へ向けて着実な研究開発を行っています。
いま農業は“科学の時代”です。野菜と花の2つの部門で、画期的なバイオ品種の開発をめざし、努力をつづけています。


花き育種研究室

花き育種研究室 – ますます加速する新品種の開発

花き育種研究室では、営利生産者向けの切花や鉢物の品種と一般消費者向けのガーデン用品種の開発及び種苗の生産を行っています。
品種開発では、生産者や消費者の多様なニーズに応えるため、素材の収集を精力的に行い、業務向け品種の開発では特に病気に強く栽培しやすいことを、オリジナリティの高い独自品種では新規性のある花色や花形、フォーメーションを主目的に開発を行っています。また、提携している海外メーカーの新品種を積極的に導入し、当社オリジナル品種としての選定を行っています。
開発手法としては、通常の交配育種によるだけでなく、胚培養や新染色体倍加法などの育種技術も利用し、新規特性の獲得や開発の効率化に取り組んでいます。種苗生産では、ウイルスフリーの親株の供給と培養苗や種子の生産管理を行うとともに、より効率的な培養方法の開発を行っています。


開発部

開発部 – 明日の養液栽培をきずく充実の技術

野菜栽培における連作障害の回避と植物工場的省力・合理化志向からスタートした養液栽培は、現在いっそうの高機能化と環境保全が調和したシステムが求められるようになりました。
開発部では、ソフト・ハード・シードの3つの技術を基本に葉菜用EK式ハイドロポニック、果菜用ロックファーム、鉢物・苗物栽培用HIGH&LOWPONICなどのシステムや養液栽培専用種子を開発することにより養液栽培の新しい在り方を確立しました。時代の要請にこたえて開発された高機能型養液制御機・ナビシリーズ、ヤシ繊維から作られる培土ココベッド、ココベッドを使用した苺栽培用ココベリーファーム、トマト・胡瓜栽培用スプレーポニック、ミョウガ栽培用CAN DOファーム。さらに養液リサイクル技術・装置の開発に全力で取り組んでいます。 生産性のみならず、人や環境、そして資源に優しい養液栽培システムの開発を通じて新しい食文化の創造を目指します。