情報の泉Vol.006 - 養液栽培|カネコ種苗株式会社

〜スプレーポニックで高品質トマトが300坪当たり40トン!〜

「カネコスプレーポニック」は量的施肥制御技術を応用した新しいトマトの養液栽培システムです。この栽培システムにより、高品質なトマトの収量アップを実現しました。

システムの特徴

  • 窒素等の施肥量を制限し、樹勢を好適に制御できる。
  • 樹勢管理を行うことにより300坪当たり3000〜4000本の栽植密度を実現し収量を大幅アップ。
  • 培地を用いない噴霧水耕方式により、栽培終了後の培地廃棄の必要がない。
  • 養液の廃棄がほとんど無く、窒素制限を行っているため、栽培終了後の養液内に窒素が残らない。

量的施肥制御法とは

窒素等の施肥量を制限し、葉面積指数(LAI)をコントロールする考え方を導入
圃場の光合成効率を上げる新しい栽培方法
 従来の水耕栽培でトマトを栽培する場合、窒素が大量に含まれる処方を用いるならばトマトは窒素を必要以上に吸収し、葉面積は増大、株は徒長してしまいます。葉面積の増大が純粋に果実の生産量に結べつけばいいのですが、逆に下葉同士が重なり合うような状況では圃場全体としての光合成量が減少します。その結果、トマト果実の収量・品質が低下、空洞果も発生してしまいます。
 葉面積指数の考えをもとに、葉面積をトマト栽培株の圃場の光合成に好適な水準に保ちながら最大の収量を得られるように栽植本数を増やしていくと300坪当たり4000株弱の栽植密度となります。

スプレーポニック(噴霧水耕)

量的施肥制御法に最適で、培地の廃棄が無い
排液がほとんど無い、環境にやさしい養液栽培プラントです
 スプレーポニックは噴霧水耕で全ての株に均一に養液を供給することができるため、量的施肥制御技術を生かす上で最適なプラントです。また、水中根だけではなく、湿気中根も発達し、酸素の吸収が盛んになり根の健全性を保つことができます。
 スプレーポニックは培地を使わない噴霧水耕循環型のため、培地廃棄の心配が無く、栽培中の養液廃棄もほとんどありません。
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<ベッド内部>
 スプレーポニックではECと窒素量等の成分を別々に管理するため、高糖度トマトの生産にも応用が可能です。
 高い軒高のハウスのハイワイヤー栽培との組み合わせで品質・収量共に最も効果的な栽培が可能です。

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